一液形ウレタン樹脂系エマルジョン塗料 AQウレタン

一液形 ウレタン樹脂系エマルジョン塗料 AQウレタン

工業用水性塗料の先駆けとなる一液形水性上塗塗料

諸外国では溶剤規制の関係から塗料の水性化が急速に進む中、日本国内でも溶剤規制やVOC低減を目的とした塗料の水性化が進んでおります。

これまで工業分野では、建築用の水性塗料を採用するケースが多いものの、工業分野と建築分野では塗装方法や要求される塗料性状が異なることから、乾燥性や塗色の再現性などの課題を抱えておりました。「AQウレタン」は、こうした課題を改善し、工業分野の水性化ニーズに対応すべく開発した1液形水性上塗塗料です。

推奨用途

AQウレタンは、スプレー塗装が可能な水性塗料です。
例えば次のような用途でご使用いただけます。

産業機械 建設機械 工作機械 鉄道車輌  その他 医療機器、
 配電盤、建築基材など
産業機械 建設機械 工作機械 鉄道車輌

AQウレタンの特長

  • 1.高鮮映性
    従来の水性塗料から低艶(20度グロス)を向上させることで、正面に限らず側面からでも高い鮮映性を実現します。被塗物の外観を高めることで、製品価値の向上に貢献します。
    AQウレタン 一般建築用水性塗料
    グロス値比較(20度) 68 41
    グロス値比較(60度) 87 85
    鮮映性比較
    (エアスプレー塗装時)
    AQウレタン 一般建築水性塗料

    ※上記グロス値比較は参考値です。

  • 2.塗色再現性の向上
    豊富な塗色バリエーションにより、昨今の多様な色相要望に対する再現性を高めました。
    特に赤や紫原色など一般の建築用水性塗料では再現が難しかった鮮やかな塗色を再現することができます。
  • 3.優れた乾燥性
    スプレー塗装時における指触、半硬化の乾燥時間が短く、製造工程内でのハンドリング性に優れます。工程短縮により、生産効率が向上し、人件費など諸経費の削減に貢献します。
    AQウレタン 一般建築用水性塗料
    指 触 20分 60分
    半硬化 25分 80分

    ※室温20℃の環境下、エアスプレー時の推奨稀釈率(AQウレタン15%、一般建築用水性塗料40%)での検証結果

塗装仕様(商品構成)

上塗り塗料であるAQウレタンと近日発売予定のAQプライマーを組み合わせ、工業用水性塗装システム「AQシリーズ」としてご使用頂くことで、塗装仕様を水性化し脱溶剤化が図れます。

商品名 塗装工程 一般名称 荷姿 色相
AQプライマー
近日発売予定
下塗り 1液形エポキシ樹脂系
エマルジョン下塗塗料
16kg グレー
AQウレタン 上塗り 1液形ウレタン樹脂系
エマルジョン上塗塗料
15kg
4kg
各色

よくある質問

「AQシリーズ」の刷毛、ローラー塗りは可能でしょうか?
  • 可能です。希釈率は0~5%を目安として下さい。ただし、スプレー塗装を前提として粘度を落としているため、刷毛・ローラー塗りの場合、タレや泡噛みが発生する可能性があります。
「AQウレタン」の塗り重ね適正は?
  • 新規塗装に関しての下塗適正

 次の当社下塗塗料のご使用を推奨いたします。

塗料名 樹脂系 備 考
下塗 AQプライマー 1液形エポキシ樹脂系
エマルジョン塗料
1D1C推奨
コスモレックス#1000T 等 1液形エポキシ樹脂系塗料 1D1C推奨
コスモレックス#300PR
サーフェーサー 等
1液形アルキド樹脂系塗料 完全乾燥後、研磨して
塗装して下さい
エポニックス#3100PRCF
車輌用 等
2液形エポキシ樹脂系塗料 完全乾燥後、研磨して
塗装して下さい
  • 塗替え(リコート)に関しての塗り替え適正

 旧塗膜を研磨すれば塗装可能です。

「AQウレタン」を鉄素地に直接塗装することは可能ですか
  • 「AQウレタン」は上塗塗料の為、防錆性はありません。補修で部分的に鉄素地へ直接塗装する際は、鉄紛等によるフラッシュラストにご注意下さい。
「AQウレタン」塗装後の屋外保管可能までの屋内での乾燥時間は?
  • 春秋期、夏期では6時間、冬期では1日以上を目安として下さい。
強制乾燥は可能ですか?
  • セッティング時間20~30分、80℃×30分程度であれば可能です。熱源による強制乾燥が出来ない場合は
    ゴミ、ブツ対策のうえ、工場扇等で間接的に送風を行って下さい。
「AQウレタン」の艶調整は可能でしょうか?
  • 艶調整品については今後の発売を予定しております。
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