塗布形素地調整軽減剤サビシャット

サビシャット

「削る」ではなく「塗る」素地調整

防食塗装を施す上で最も重要な素地調整においては、従来サビを「削る」という作業が不可欠でした。削ることには大きな労力がかかるとともに、粉塵や騒音が発生してしまいます。
こうした課題への解決として、当社は「塗る」ことによる素地調整法としてサビシャットをご提案いたします。本技術は、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」において、数ある新技術の中から平成27年度の推奨技術に選定されるなど、広く認められた実用的な技術です。

2023年4月にはエアゾールタイプの「サビシャットスプレー」も発売し、ラインナップを充実させました。

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素地調整、ケレン作業を省力化

  • 1.粉塵や騒音発生を低減

    4種ケレン(清掃)程度の素地調整で従来の2種ケレンと同等以上の下地を形成できる、人と環境にやさしい素地調整法。

    関連情報ケレンとは何か?素地調整の目的・重要性・効果

  • 2.素地調整にかかるコストを削減
    従来の物理的な素地調整と比較して、約52%のコストダウン効果(※当社試算)を見込めます。
  • 3.高い信頼性と豊富な実績
    ・NETIS(国土交通省の新技術情報提供システム)に登録され、平成27年度推奨技術として選定されました(現在はNETISの掲載は終了しています。)。
    ・1,000件以上の採用実績を有する。

サビシャットのメカニズム

サビシャットは、サビ層への浸透性・脆弱性の強化に優れ、配合された湿気硬化形樹脂がサビ層内の水分を除去、さらにサビ層内の腐食性イオンを無害化します。この当社独自技術のトリプル効果により、サビシャットを塗布することでサビの腐食進行を抑制します。

塗布形素地調整剤のメカニズム

推奨適用箇所

  • 物理的な素地調整が困難な箇所(ボルト継手部、溶接部、桁端部、狭隘部など)
  • 環境上の成約がある場所(火花を発生させてはいけない化学工場、病院周辺など)

推奨適用箇所

サビシャットの効果(防錆性)

  • サビ鋼板を下記の条件①~③で作成し、塩水噴霧試験2,500時間の防錆性試験を実施。
  • サビシャットを塗布した試験板において、物理的な素地調整をした試験板と同等の防錆性が確認されました。
①2種ケレン
(物理的素地調整)
②清掃ケレン+
サビシャット塗布
③清掃ケレンのみ
素地調整 2種ケレン(ISO-St3) 清掃ケレン +
サビシャット(0.10kg/㎡)
清掃ケレン
下塗り 弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料(膜厚50μm)
試験結果 2種ケレン・試験板 清掃ケレン+サビシャット・試験板 清掃ケレンのみ・試験板
一般部:発錆なし 一般部:発錆なし 一般部:著しい発錆
カット部:膨れなし カット部:膨れなし カット部:著しい膨れ

製品概要・カタログ

製品名 荷 姿 色 相 資 料
サビシャット 1.2kgセット
2.4kgセット
6.0kgセット
乳褐色 カタログ
単品説明書
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