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どんな学生でしたか?
大学1~2年生の頃は主に所属していたサッカーサークルでの活動を楽しんでいました。サッカーを純粋に楽しみましたが、何よりも他学部の人達との交流が楽しく、授業の空き時間や学園祭など、多くの時間をいろいろな人たちと共に過ごしました。3~4年生の頃は天然物応用化学研究室に所属し、食用油の酸化防止能について研究しました。他の研究室よりも時間に厳しく、朝から晩まで実験の日々。簡単に結果がでず、心が折れそうな時も多々ありましたが、仲間に支えられて勉強や遊びに充実した学生生活を送ることができました。
DNTに入社した理由は?
webサイトを通じて初めてDNTについて知りました。これまでは普段の生活で塗料の存在を意識することは全くありませんでしたが、周りを見渡せばあらゆる物に様々な目的をもった塗料が塗られていることに気付き、興味を持ちました。最終的な入社の決め手は、人事部の方々や先輩社員の人柄の良さ。会社の規模や仕事のやりがいなど、いろいろ決め手はあると思いますが、どんな仕事でも最後は人と人との繋がりなので、信頼関係が大切だと考えました。会社説明会から面接を通して関わっていただいた人事部の方々や先輩社員の雰囲気が魅力的で自然と「この会社で働いてみたい」と思うようになり、入社を決意しました。
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現在の仕事内容ややりがいは?
現在は開発部で大型輸送機に用いられる水系下塗りや中塗り、上塗り塗料のシステム開発を担当しています。国内の水系塗料の実用例がまだない業界のため、求められる市場の塗膜性状は水系塗料としてはレベルが高いです。何百回とトライ&エラーを繰り返し、現在も開発段階ですが徐々に形になってきています。最初はハードルが高いと思う開発テーマでも、無理な理由を探すのではなく、どうやったらできるかを考えて、部署の垣根を超えてたくさんの方々のアイデアを頂きながら日々挑戦し続けています。
印象に残っている仕事は?
経済産業省採択の国家プロジェクトに表面処理技術分野の研究員として参加し、難燃性マグネシウム合金の防食技術の開発を行っていることです。合金の開発から接合技術、構体作製等、各研究機関と一緒にマグネシウム合金製高速鉄道車両構体の実用化に向けた取り組みをしています。これまでにも、本事業で開発した合金・素形材、加工・接合技術、防食技術を組み合わせてマグネシウム合金部材に適した接合技術や組み立て技術の確立を通じて、現行の新幹線の車両構体と同一断面サイズのマグネシウム合金製高速鉄道車両部分構体の試作に携わることができました。様々な業界の研究者と接して、共に1つの目標に向かって開発・研究を行い、意見交換を行っていることは勉強になりますし、人としての成長にも繋がりました。
とある1日に密着!
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8:30
出社
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8:45
スケジュール確認
1日のタイムスケジュールを組む。
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9:00
進捗報告会議
開発の進捗や連絡事項の確認。
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10:00
試験結果の評価
塗板の各種試験結果の確認、評価。
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12:00
昼食
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13:00
塗装準備
作成した塗料の塗装準備、塗装する板の準備。
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15:00
塗装作業
準備した塗料を塗装。
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17:00
試験結果のまとめ
検討毎に考察し、結果をまとめて次の検討に繋げる。
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18:00
退社
この日は18時まで1時間残業。
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どの職種でも「前向きに挑戦できる心」が重要だと思います。知識やスキルは入社してから本当になんとでもなります。残りの学生生活で時間のある限り、自分を知り、社会を知り、いろいろなことを考えて就職活動を進めてください。そしてもし、ご縁があって小牧事業所へ配属になったら、仕事だけでなく、共にスポーツをするなど楽しめればと思います。
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会社のフットサル部メンバーと一緒に月に3回程度はフットサルをしています。フットサルがない日は、妻と一緒に登山をしたり、ランニングをしたりと基本は身体を動かして気分転換をしています。身体を動かさない時には、買い物に出かけたり、おいしいものを食べに行ったりとオフを存分に楽しんでいます。