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どんな学生でしたか?
研究室の近くで過ごすことが多かったです。研究室で実験をしたり論文を読む日々でしたが、研究室の近くの空き教室で息抜きと称してのパーティーをよく開催していました。研究室のみんなでいろいろと材料を買い込み、たまには教授もお誘いしていました。大学時代は研究室が生活のほとんどを占めていて、土日もよくみんなで顔を出して研究+αなことを行い、楽しく過ごしていました。
DNTに入社した理由は?
大学時代の研究では納得できるような結果を得られず、これから先に何をやれば自分自身が満足できるのかをよく考えました。就職活動を進める中では、なんとなく「仕事の成果が“自分の目に見えるモノ”になる仕事が良い」と考えていました。しかし、化学メーカーは中間素材メーカーが多いので、積極的に就職活動をできていませんでした。そんな中、東京スカイツリーなどにDNTの塗料が採用されていることを知り、塗料メーカーなら仕事の成果が目に見えるモノとして残ると思いました。DNTの面接では楽しく話ができたことも印象に残っています。もちろん緊張感もありましたが、面接前後の雑談が記憶に残っていて、こんな人たちと仕事をするなら楽しそうと思ったのも決め手の1つです。
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現在の仕事内容ややりがいは?
入社以来、「塗料」ではなく「インクジェットインク」の開発をしています。インクジェットと聞くと家庭やオフィスで紙に印刷するプリンタが思い浮かぶと思いますが、それらを大きくしたような工業製品向けのプリンタがあり、そのプリンタに搭載する特殊なインクを開発することが私の主な仕事です。開発したインクをご採用いただくまでには様々なハードルがあり、お客様のご要望に合わせて設計する大変さもありますが、「自分の目に見えるモノ」であることはもちろん、更にやりがいを感じる「自分の手に取れるモノ」にも携われています。自分の設計したインクが最終製品の一部となり、その価値が評価される。そして最終製品を自分自身で使えるのは、とてもやりがいを感じます。
印象に残っている仕事は?
「自分の目に見えるモノ」や、「自分の手に取れるモノ」にご採用いただいたときは常に印象深いです。自分の設計したインクをご採用いただき、そのインクを使った最終製品が実際に販売されているのを見たときには、何とも言えない達成感があります。自分の仕事が少なからず社会に影響を与えていると考えると、ニヤニヤしてしまいます。店頭でどのように売られているのか、お客様のホームページでその商品がどのようにPRされているのか、どのような価値が生まれたのかをよくチェックします。自分が関わった製品を見るたびに、もっといろんなモノづくりに関わりたい、次はどんな分野に展開できるだろうかと考えています。
とある1日に密着!
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8:30
始業・朝礼
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8:45
メールチェック・スケジュール確認
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9:30
配合設計・インク調製
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11:00
インク特性値測定
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12:00
昼休憩
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13:00
インク吐出・印刷評価
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15:00
塗膜性能評価
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16:00
データ整理
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17:00
退社
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インクジェットインクだけで塗料のような耐久性のある塗膜を形成するのは難しいのが現状です。しかし、あらゆる加飾表現ができるインクの上に塗料で保護層を作ることで、美観と耐久性に優れた製品ができあがります。塗料メーカーであり、インクメーカーでもあるDNTだからこそできる「塗料とインクの相互調整」により高品質な製品を作ることができるこの技術を、様々な用途に展開できるように開発を進めたいです。身の回りを見渡すと、ありとあらゆるものに塗装や加飾が施されており、DNTで働くと、大型構造物から日用品まであらゆる分野に関われる可能性があります。特に目に見える成果を求める人にはたくさんのやりがいを見つけられる会社だと思います。
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ほとんどが家族と過ごす時間です。子供と遊んだり、勉強を見てあげたり、みんなでお散歩やお買い物に行ったりと、のんびりした休日を過ごしています。最近は家を建てようと思い、家族みんなで住宅展示場巡りをしています。