ウレタン樹脂塗料の概要

「ウレタン」は一般的に「ポリウレタン」の通称として使われており、塗料業界ではウレタンといえばポリウレタンのことを指します。ウレタン樹脂は、組成内にウレタン結合を有するポリマーのことで、基本的には2個以上のイソシアネート基をもつ化合物と2個以上の水酸基を持つ化合物を反応させることで得られます。

ポリウレタン樹脂塗料の概要

ウレタン樹脂塗料は、主剤として複数の水酸基を持つ樹脂(ポリオール)と硬化剤としてのポリイソシアネートを組み合わせた塗料の総称で、使用するポリオールとポリイソシアネートの組み合わせ次第で、様々な特徴を示します。
塗料としては、耐候性が求められる上塗りとしてよく用いられます。また、一液湿気硬化型の下塗りや低温硬化型塗料としても用いられます。

アクリルウレタン樹脂塗料の概要

ウレタン樹脂塗料の中でも、アクリルポリオールを主剤とするものが現在の主流となっており、アクリルウレタン塗料と呼びます。硬化剤としては、無黄変性である脂肪族系のポリイソシアネートが使用され、耐候性、塗膜性能、仕上がり外観に優れています。

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