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塗るだけで打継部におけるリスクを低減。業界初トンネル覆工コンクリート打継部の付着防止材「セパリートコート」を発売

2024年10月1日|プレスリリース
大日本塗料株式会社

NETIS登録番号:KK-240023-A

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コンクリート接合部のひび割れやはく落などのリスクを低減

現在トンネル工事の中で、トンネルの覆工コンクリート打継部におけるコンクリートのひび割れやはく落などのリスクが問題視されています。原因の1つとして、コンクリートの乾燥収縮や温度変化による打継部に生じる引張応力が考えられ、このような不具合はトンネル利用者の安全面に影響を与えかねません。

そこで当社は打継部のコンクリート同士の付着を防ぐことで、不具合リスクを低減することができる「セパリートコート」を開発しました。

山岳トンネルの覆工コンクリートの打設方法

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この打継部において、コンクリートの硬化収縮や温度変化により引張応力が蓄積してしまい、引張応力に耐えきれなくなったコンクリートにはひび割れの発生やコンクリート片の剥落等の不具合が生じると考えられています。

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上記の不具合リスクへの対策として開発したのが「セパリートコート」です。
セパリートコートは先打ちコンクリートと後打ちコンクリートを付着させないことによってひび割れ・剥落を抑制することができます。

セパリートコートの特徴

打ち継ぎ部の付着を防止

先打ちコンクリート硬化後にセパリートコートを塗布することで、先打ちコンクリートの表面および表層に縁切り効果が付与されます。そのため後打ちコンクリートを打設しても、先打ちコンクリートには、後打ちコンクリートの水などのコンクリートの成分が侵入しないため、コンクリート同士の付着を抑制することができます。

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塗布作業が容易

セパリートコートは刷毛やローラーによって塗装します。
塗るだけで対策ができるため、標準的な2日に1回の打設の進捗を保持し、覆工作業に支障なく適用できます。 打継部のコンクリートには表面気泡や妻板の凹凸跡が存在しますが、セパリートコートは含浸性が高いため、粗面でも安定した縁切り効果を発揮します。

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仕上がり外観に影響がない

塗装直後は濡れ肌になり、乾燥直後はクリヤーになるため、仕上がり外観に影響がありません。

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水中環境にも適用可能

セパリートコートを塗布したコンクリートを水中に浸漬しても、未塗布と同等の水質であることを確認しました。そのため水路トンネルなどの没水環境で適用しても影響がありません。

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当社は今後、トンネル工事に携わるゼネコンを中心に、セパリートコートの提案活動を進めてまいります。

製品概要

製品名称 トンネルの覆工コンクリートの打継部の付着防止材「セパリートコート」
荷  姿 15kg(缶)
樹脂系 シラン
色  相 乳白色(液体)  クリヤー(乾燥後)
積算価格 60,000円
発売日 2024年10月1日
購入方法 当社製品取扱店でお買い求めいただけます。

以上


リリースに関するお問い合わせ

  • 大日本塗料株式会社
  • 総務部 広報・デザイン課
  • TEL:06-6266-3102

セパリートコートの購入に関するお問い合わせ

  • 大日本塗料株式会社
  • 構造物塗料事業部マーケティンググループ
  • TEL:03-5710-4502