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どんな学生でしたか？
大学時代は工学部の化学科に所属していました。元々ものづくりに興味があり、高校も理系だったので得意科目の化学を大学でも学びたいと思い、また将来は化学メーカーに勤めたいと考えていました。研究室に入ってからは朝から晩まで実験とレポート提出に追われる忙しい毎日。仲間と協力して忍耐強くトライ&エラーを繰り返す経験は、私にとっての財産となりました。部活動はサッカー部に所属しており、週5日の活動は学問との両立が大変でしたが、自分の好きなことは自然と頑張れました。やりたいことを無理やり詰め込み、全て行った、良い意味でわがままな学生生活を送りました。
DNTに入社した理由は？
大学で化学を学んだこともあり、化学系メーカーへの就職を希望していました。結果的に学部卒でDNTに入社しましたが、当時は大学院への進学も考えており初めは2年後の就職活動の練習として軽い気持ちでいくつかの化学メーカーに応募しました。恥ずかしながら塗料業界を知ったのはこの時が初めてでした。DNTの企業研究をするうちに、構造物分野での国内シェアが高く、私たちの生活に身近で影響力の強い「色」は、塗料という「製品」にとどまらずに人々の生活の中で視覚的に重要な役割を担う魅力的な分野だと気づきました。また「色」という視覚に訴える製品を扱うのであれば、より現場に近い立場でお客様の反応を直接見たいと思い、大学で学んだ化学知識が活かせて論理的で説得力のある営業マンを目指したことが最終的な入社の決め手です。
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現在の仕事内容ややりがいは？
私が配属されている自動車プラスチックチームの主な顧客は、自動車メーカーや自動車部品メーカー、プラスチック製品を扱うメーカーが挙げられます。自動車の内外装に使用される部品は従来の金属鋼板から、より軽量でデザイン性と生産性が高く燃費性能の向上も見込まれる樹脂（プラスチック）を採用するケースが増えています。私の担当テーマでもありますが、塗料メーカーが活躍できる舞台はこのプラスチック部品をいかに高級感のある金属意匠に仕上げることができるかであり、それが同時にお客様の部品に付加価値を提供することに繋がります。車を購入した消費者の満足度の向上が、巡り巡って塗料製品のシェアアップに繋がると考えています。入社当初は既存のお客様に対してのルート営業で営業活動の基礎を学びました。その後、新規のお客様への商品PRを通じた新規案件への参入活動、自動車部品市場のマーケティングを行い、ニーズに沿った商品をお客様と一緒に開発する共同開発等も手掛けるようになりました。自分が担当した製品が採用された新車のテレビCMや、実際に街中を走っている車を見た時が一番達成感を感じる瞬間であり、次の新規案件獲得への活力となっています。
印象に残っている仕事は？
入社3年目で、あるSUV自動車向けの高機能部品をお客様と共同で開発するプロジェクトを任されました。当時は新規部品の共同開発を手掛けたことがなく、私にとって初めての共同開発業務となりました。塗料メーカーと部品メーカーとカーメーカーの3社で何度も打ち合わせと試作を行う中で、お客様の高い要求や専門的な質問に対して、自分の知識不足や経験不足を痛感することも少なくありませんでした。ただ、こうした環境に身を置くことで、普段よりも数段早いペースで知識と経験を同時に養うことができ、非常に充実した日々となりました。お客様と一緒に「どうすればもっと良い部品が作れるか」を追求し、トライ&エラーを繰り返す日々は学生時代の研究活動に似ていましたが、大きく違ったのは個人ではなく、お客様を含むチームで市場価値の高い製品開発を成し遂げた点です。当時のお客様とはこれを機に親交も深まり、その後もいくつかの開発案件の話をいただくこととなり、当事業部の主力商品が生まれるきっかけになりました。
とある1日に密着！
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8:30
出社
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9:00
メールチェック
当日のスケジュール確認。
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10:00
客先訪問
新商品のPR資料を使った提案営業。
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12:00
出先で昼食
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13:00
客先訪問
新規案件の話があったため、詳細内容をヒアリング。
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15:00
資料作成・メール：
帰社後、客先との打ち合わせ議事録の作成、内容確認のメール送付。
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16:00
打ち合わせ
社内の技術員へユーザーとの打ち合わせ内容を展開し、今後の日程を確認。
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17:00
退社
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目標やメッセージ
DNTは社内の風通しが良く、向上心を持って意欲的に取り組む社員に対しては、若手でも背中を押してくれる環境が整っています。若手のうちはチャレンジに対する結果よりも、目標に向けて取り組んだプロセスを評価してくれるので、失敗を成功に繋げる努力を怠らなければ、プレッシャーに感じる必要もありません。私も社内の様々な方にサポートしてもらい、上記で述べた開発案件に取り組むことができました。若手の頃からどんどんスキルアップをしたい方、向上心と行動力に自信のある方は入社後も活躍できる舞台が整っていますので、社会を彩るDNTの一員として一緒に働けることを期待しています。
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オフの日の過ごし方
基本的に当社はオンオフがはっきりとしている為、平日は仕事、休日はプライベートと分けることができています。体を動かすことが好きなので社内のフットサル部に所属し公式大会にも出場しています。普段の仕事では関わりがない他部署の先輩や後輩と縦横のつながりを作るコミュニティにもなっています。その他では近隣の観光地を訪れたり、サッカー観戦に行くなど、忙しく休暇を堪能しています。オフの日に仕事のことを考える余裕はありません(笑)。
