世界一の高さの自立式電波塔「東京スカイツリー®

『東京スカイツリー』に大日本塗料の厚膜形ふっ素樹脂塗料「VフロンHB」が採用

『東京スカイツリー』は、日本の伝統と先端の新たなシンボルとなることから、塔体色には「周辺の景観との調和」及び「時空を超えた都市空間の創造:日本の伝統美と近未来的デザインの融合」のデザインコンセプトのもと、日本の伝統色である藍染の最も薄くかすかに青みがかった「藍白」をベースにしたオリジナル色「スカイツリーホワイト」が用いられています。

使用される塗料は、長期的な防食性、耐久性と外観保持が求められるため、最も耐候性に優れた「ふっ素樹脂塗料」が検討され、より防食性や耐久性に優れる当社の「VフロンHB」が揮発性有機化合物(VOC)対策等も踏まえた総合的な評価で採用されました。

塗装仕様は、防食性、耐久性の向上を基本とした塗装設計であり、海上長大橋等で採用された重防食塗装の鋼道路橋防食便覧C-5塗装系「ジンクリッチペイント+ふっ素樹脂塗料」をベースに防食性、耐候性、更にVOC削減に配慮したものです。VOCの排出量は、C-5塗装系に比べ約30%抑制・低減したものとなっています。

「VフロンHB」は、当社が他社に先駆けて開発した商品で、耐久性の向上やVOC抑制 ・低減効果などが評価され、橋梁・プラント・鉄塔などの新設、塗替えにおいて採用実績が増えてきている注目製品です。『東京スカイツリー』への採用で更に鋼構造物への展開が広がるものと期待されています。

東京スカイツリー®事業主体:東武タワースカイツリー株式会社

採用された塗装仕様の特長

  • 1.防食下地は、有機ジンクリッチペイント「ゼッタールEP-2HB」を採用することで防食性の高い塗膜が形成される。大気中に放出される有機溶剤量の多いミストコートの工程を省くことにより、有機溶剤の量を削減(VOC対策)できる。
  • 2.下塗塗料は、優れた耐水性、耐薬品性を有するエポキシ樹脂塗料下塗「エポニックス#30下塗HB」を塗装することで、長期的に防食下地を保護し、優れた防錆システムが可能である。
  • 3.上塗塗料は、耐候性に優れるふっ素樹脂塗料を、厚膜形ふっ素樹脂塗料上塗「VフロンHB」とし、従来の中塗・上塗工程の塗膜厚みを1回で塗装でき保色耐久性に配慮した上塗塗料を適用した。

従来、優れた防食性と耐久性を得るためには5回の塗装がなされてきましたが、『東京スカイツリー』に採用された塗装仕様は上記特長の考え方により、3回の塗装で従来と同等以上の性能が得られます。本塗装仕様は、耐久性の向上を図ると共に環境負荷低減(VOC排出量削減)を実現したものとなっています。

採用塗料

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カタらボ

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