ニュース リリース大日本塗料株式会社

『東京スカイツリー®』に大日本塗料の厚膜形ふっ素樹脂塗料「VフロンHB」が採用

−2009年5月15日リリース−

東京スカイツリー パース
提供:東武鉄道株式会社・東武タワースカイツリー株式会社


  2012年春 開業予定の『東京スカイツリー®』に、大日本塗料株式 会社(本社 大阪市、山下文隆社長)の高耐久性塗料 厚膜形ふっ素樹脂塗料「VフロンH B」が採用された。
  東京スカイツリーは、墨田区押上・業平橋地区に、東武タワースカイツリー株式会社が2 012年春の開業に向けて建設中で、電波塔としては世界一の高さ(約610m)となる予定。
  『東京スカイツリー®』は、日本の新たな観光名所、交流の場、産業拠 点として象徴的な構造物となることから、塔本体色には「時空を超えた都市空間の創造:日 本の伝統美と近未来デザインの融合」のデザインコンセプトのもと、日本の伝統色である藍 染(あいぞめ)の最も薄くかすかに青みがかった「藍白」をベースにしたオリジナル色「ス カイツリーホワイト」が採用された。
  使用される塗料は、長期的な防食性、耐久性と外観保持が求められるため、最も耐候性に 優れた「ふっ素樹脂塗料」が検討され、より防食性や耐久性に優れる当社の「VフロンHB」 が揮発性有機化合物(VOC)対策等も踏まえた総合的な評価で採用された。
  塗装仕様は、防食性、耐久性の向上を基本とした塗装設計であり、海上長大橋等で採用さ れた重防食塗装の鋼道路橋塗装・防食便覧C−5塗装系「ジンクリッチペイント+ふっ素樹 脂塗料」をベースに防食性、耐候性、更にVOC削減に配慮したものである。VOCの排出 量は、C−5塗装系に比べ約30%抑制・低減したものとなっている。
  「VフロンHB」は、当社が他社に先駆けて開発した商品で、耐久性の向上やVOC抑制 ・低減効果などが評価され、橋梁・プラント・鉄塔などの新設、塗替えにおいて採用実績が 増えてきている。『東京スカイツリー®』への採用で更に鋼構造物への展開 が広がるものと期待されている。
  今回、当社が採用されたのは、「構造物の保護と美装」を基本として、これまでの「ふっ 素樹脂塗料」に更に防食性、耐久性の改良を加え、環境面にも配慮した商品開発の成果が認 められたもので、当社の高い技術力が評価されたものといえる。

【採用された塗装仕様の特長】
 1.防食下地は、有機ジンクリッチペイント「ゼッタールEP−2HB」を採用することで防食性の高い塗膜が形成される。大気中に放出される有機溶剤量の多いミストコートの工程を省くことにより、有機溶剤の量を削減(VOC対策)できる。
 2.下塗塗料は、優れた耐水性、耐薬品性を有するエポキシ樹脂塗料下塗「エポニックス#30下塗HB」を塗装することで、長期的に防食下地を保護し、優れた防錆システムが可能である。
 3.上塗塗料は、耐候性に優れるふっ素樹脂塗料を、厚膜形ふっ素樹脂塗料上塗「VフロンHB」とし、従来の中塗・上塗工程の塗膜厚みを1回で塗装でき保色耐久性に配慮した上塗塗料を適用した。

  従来、優れた防食性と耐久性を得るために5回の塗装がなされてきたが、『東京スカイツ リー®』に採用された塗装仕様は上記特長の考え方により、3回の塗装で従 来と同等以上の性能が得られる。本塗装仕様は、耐久性の向上を図ると共に環境負荷低減(V OC排出量削減)を実現したものである。


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