ニュース リリース大日本塗料株式会社

「落書きおよび貼り紙防止」機能を有した壁画が完成
官(東京都)・学(武蔵野美術大学)・産(大日本塗料)が一体となって
都市景観を護る

−2004年9月24日リリース−

  近年、公共構造物や個人所有の建築物などへの落書きや貼り紙の被害が急増し、周辺地域の景 観を著しく損ねたり資産価値を低下させる被害が多発し社会問題化している。これまでは、落書 きや貼り紙があるとその都度手間と費用をかけた除去作業の繰り返しであったが、このたび東京 都は、この問題解決のために単に落書きや貼り紙を除去するだけでなく、もっと積極的に都市景 観を護るための方策として、被害にあった壁に美術画を描き、それを保護できる機能を塗料・塗 布材に求めることにした。 多摩モノレール程久保駅前擁壁
  東京都から相談を受けた(社) 日本塗料協会は、かねてから各地で同じような被害対策に実績を挙げている大日本塗料株式 会社(本社大阪市、山下文隆社長)に協力を依頼したところ同社はこれを快諾し、落書き・貼り 紙防止用クリヤー塗布材「マジックアート」や下 地材が、さらに同社の関係会社シンロ イヒ株式会社から壁画等のアート、デザイン用水性塗料「テクアートカラー」が無償で提供 されることとなった。
  今回実施されたのは、多摩モノレール程久保駅前の擁壁(280u)。関係者間での十分な事 前ミーティングや塗装実習を経て今年の7月から制作された。先ず落書きを研磨等で除去し建築 用下地材「マイティエポシーラー」白を塗装、その上に武蔵野美術大学学生により「テクアート カラー」で壁画が描かれ、その保護のために「マジッ クアート」が上塗りされ、1ヶ月で完成した。
  今回の取り組みは、塗料本来の機能である「被塗物の保護と美装」に落書きや貼り紙を簡単に 除去できる機能を加え、さらに美術的な壁画を描くことで犯罪ともいうべき行為を未然に防止す るとともに生活環境の快適さを取り戻すダブル効果があるといえる。
  塗料で構築物や景観環境を美術的に護るという発想は、これまでにあまり例がなく、今回の結 果が好評となれば、今後このような動きが各地に拡大することが大いに期待できる。

施行場所多摩モノレール程久保駅前擁壁 280u
主   催東京都、東京都日野市
制   作武蔵野美術大学造形学部
協   力多摩モノレール株式会社、社団法人日本塗料協会、大日本塗料株式会社、シンロイヒ株式会社
制   作武蔵野美術大学造形学部
使用材料(大日本塗料)
「マジックアート」落書き・貼り紙防止用クリヤー塗布材。
「マイティエポシーラー」二液形エポキシ樹脂系シーラーで付着性や耐薬品性に優れ 強固な素地固めが可能な建築用下地材。
シンロイヒ
「テクアートカラー」高耐候性水性アクリルエマルション塗料で、壁画やレジャーランド・テーマパーク等のデザイン用塗料。


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