
「カーテンウォールフォーラム2003セミナー」成功裡に終了
−2003年11月6日リリース−
去る10月17日、大日本塗料株式会社(本社大阪市、豊松正文社長)は東京の丸ビル・コンフ
ァランススクエアで、設計者のための講座「DNT環境塾」の一環として「カーテンウォールフォ
ーラム2003セミナー」を開催し、成功裡に終了した。
今回のセミナーのテーマは「ふっ素樹脂塗装の歩みと将来展望」。超耐久性塗装材料として各種
ふっ素樹脂塗料を上市以来20年以上が経過したが、この間カーテンウォール・サッシに採用され
るなど多くの物件実績を残し、ふっ素樹脂塗料の高い評価が市場で定着した。このような実績を踏
まえ、今回のセミナーは当社塗料のPRをするためのものではなく、カーテンウォール市場でのふっ
素樹脂塗料・塗装の現状とこれを取り巻く環境から将来への課題についてのセミナーとして位置づ
けた。
「ものつくり大学」近藤教授からは「建築外装用アルミニウム合金と塗装」のテーマで基調講演
があり、この中で建築外装に対する要求性能として(1)耐震安全性・耐風圧性,(2)耐久性,
(3)環境保全性,(4)健康安全性,(5)断熱性が有ることを、塗装に関連しての課題として
(1)アルミ合金素材,(2)アルミ合金の表面処理,(3)焼き付け塗装の種類,(4)焼き付
け塗装前処理,(5)焼き付け温度の影響,(6)建築外装塗膜の汚染と光触媒,(7)焼き付け
塗装用原料樹脂の将来展望等について説明があった。
続いて「旭硝子株式会社」木村主席から「溶剤可溶型ふっ素樹脂 ルミフロンの特徴と今後の技
術動向」が、「アトフィナ・ジャパン株式会社」宮木主席研究員から「カイナー500塗装につい
て」のプレゼンテーションでは代表的なふっ素樹脂の特徴及び新技術等の紹介があった。
休憩後、テーマ「アルミ外装の将来展望」のパネルデスカッションでは近藤教授のコーディネー
ターで、パネリストには「トステム株式会社」野村研究開発統括部長,「宮越工芸株式会社」中野
技術部部長,宮木主席研究員及び当社元基礎研究第一部部長(現特許部部長)石原の各氏にお願い
して、セミナー参加者のアンケートへの回答と、カーテンウォール塗料・塗装の現場での課題、そ
して環境保全課題「クロムフリ−・脱溶剤」等環境規制に関して現状の問題を踏まえた熱心な討議
がなされた。
パネルデスカッションのまとめには、耐候性・耐久性の更なる向上と脱クロム・脱溶剤等環境保
全に対応する材料開発が今後の主課題であるとし、大好評の中に終了した。
初めて開催するカーテンウォールフォーラムであったが、主催者側予想を超えた大きな反響と参
加者から次回開催の強いご要望とをいただき、今後新たなテーマを企画し開催して行く事とした。
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